第2節 放射線医学総合研究所における研修
放射線医学総合研究所においては,放射線の利用や防護に係る研究者,医師,薬剤師,放射線取扱技術者等の養成訓練を図ることを目的とした所要の研修等が行われている。すなわち,放射線防護に必要な物理学,化学,生物学および放射線障害の基礎知識や技術の習得を目的とした放射線防護課程,あるいは,各都道府県の放射能調査の実務担当者を対象に調査の標準化,技術水準の向上を目的とした環境放射線モニタリング技術課程等において放射線安全,放射線防護に関する研修が実施されている。昭和54年度からはTMI事故を踏まえて緊急時医療対策の1つとして,緊急被ばく救護訓練課程が開設されている。
これらの各種課程は,昭和34年度に放射線防護課程が設けられたのをかわきりに,以来整備充実され今日に至ったものであり,受講者総数は延べ2,539名に達している。